ゴルフ賞金女王のスイングから学ぶ【スコアアップへの道】

イボミ スイング

ゴルフの賞金女王といえば、イ・ボミ
可愛らしさもあって大人気の女子プロゴルファーです。

身長は158cmと小柄なのに、彼女のショットは飛びます。

男性であっても、女子プロゴルファーのスイングは
大変勉強になります。

そのイ・ボミのスイングについて彼女が自分の著書で
書いていますので、抜粋して掲載させていただきます。

軽く打っているようでも飛んでいる理由

身長が高くて腕の長い選手は、スイング軌道が自然とアッブライト
になり、スイングアークも大きくなるので飛ばせますが、私の場合
はスイングがフラット。上からボールを叩くようには打てません。

でも軌道がフラットでも自分なりにスイングアークを大きくする
ことはできます。アッブライトの人に比べるとスイングプレーンは
寝ますが、アークを最大限にできれぱ飛ばせるのです。

ダウンスイングでへッドを低い位置から入れることができます。
点でなくゾーンでボールをとらえれるので、飛ぶだけでなく
方向性もよくなります。

言い換えると、ダウンスイングからインパクトに向かうへッドの
入射角が緩やかということ。ダウンスイングでためを作らず自然に
下ろすことで、このような形になるのだと思います。

私のスイングがゆったり振っているように見えるのもそのせいです。
軸を中心に腕とクラブが一定の長さを保つて一緒に回るので、
ゆったり振っているように見えるのでしよう。

要はスイングアークが大きいほどゆっくりに見えるということで、
体の回転速度をゆるめているわけではありません。上下左右に、
なるべく余計な動きが入らないように、つねにその場でクルッと
回るイメージをもってスイングしています。

飛ばしにはボール初速、打ち出し角、スピン量が適切でなければ
いけません。ボール初速を上げるにはへッドスピードが必要ですが、
柔らかめのRシャフトで対応。へッドが低いところからインパクト
に向かうので、ロフトは10・5度にして打ち出し角を最適にして
います。スピン量についてはフェースの芯でボールをとらえる
ことがポイントです。

フルスイングしたほうが真っすぐ飛ぶ

アマチュアの方の場合、真っすぐ飛ばそうとインパクトを意識しがち
です。インパクトで「当てにいく」「合わせにいく」といった動きは
その典型。こうなるとスムーズに振り切れず、スクエアにインパクト
できない、スイング軌道がブレるといつた事態に陥るのだと思います。

私の印象では本番こそフルスイングをするべき。その方が結果的に
曲がりません。フルスイングとは力いっぱい振るということではなく
インパクトが緩まないよう一定のリズムでバランスよく振る
ということ。

フルスイングではインパクトを意識せずに振り抜く。あえていえば、
インパクトよりはフオローをしっかり振る意識のほうが強いと思います。
フェアウェイがタイトで落としどころが狭い、曲がるのが恐い、と思った
ときほどフルスイングするように心がけています。

右ヒザの前までは真っすぐクラブを引く

テークバックからバックスイングのプロセスでは、クラブが自分の
スイング軌道から外れないようにすることが大事です。滑り出しの
この段階で軌道を外れてしまうと修正がきがないので、私的には
ゆっくり丁寧に動いています。

イメージとしてはスタートから30センチはへッドを真っすぐ引く。
へッドが右ヒザの前あたりにくるまで真っすぐの感じです。

もちちろん手先では動かしません。スイングは回転運動ですから、
体の回転でテークバックします。

左ヒザの位置を変えずに振り下ろす

トップから切り返しでは、スイング中で唯一、体重移動を意識します。
バックスイングでクラブを振り上げたら、左のお尻を左足の上に乗せる
イメージで全体重を左に移します。
この動きをきっかけに、体を左へ回す
のがダウンスイングです。

ここで大事なのは、腕を体の正面に真っすぐ下ろすこと。クラブは
インサイドから下ろすのが理想ですが、私は考えると右肩が下がって
振り遅れやすくなるので意識しません。

もうひとつ大切なのは左ヒザのポジションです。切り返しで体重移動したら
そのときのポジションに左ヒザをキープしておく。そして左太モモの内側を
外に回します。

この意識を持つと腰がスムーズに左に回り、いいタイミングでクラブが
下りてくる。上半身と下半身で時間差を作ってスイングできるんです。

頭を残すときはアゴを真下に向ける

ドライバーに限らず、ショットでは頭を残すことが大事と言われます。
でも、それを意減しすぎるとミスショットになるので注意が必要です。

バックスイングでは、上体を右に捻転させながら体重を右股関節に乗せます。
そこまではいいのですが、頭を残すことを考えてクラブを振り下ろすと、
体重まで右に残ったままになる方がいます。これだと体が右に傾き、
振り遅れやフェースの開きを誘発します。

これを防ぐにはアゴが真下を向いた状態で頭を残すこと。バックスイング
ではアゴが右を向いてもOK。そのかわりダウンスイングからインパクト
では下を向く位置にまで戻し、そこで頭を残すようにする。その状態を
フォローまでキープできれば頭を残すことがメリットになります。

どうでしたか?自分なりにどんなスイングが良いのか
研究をして練習して努力を重ねていることがわかります。

自己流で練習していると自分のスイングの弱点はわかりにくいもの。
ゴルフレッスンに通う意義をあらためて感じてしまいました。

引用・参考文献:イ・ボミのおしえ(主婦の友社)